CHARACTER

The Bold Adventurer

ノープランの冒険家

「おもしろそう」が、もう出発の合図。

01

図鑑説明

5つのつまみを、すべて「すぐ動ける」方向に振り切った身軽な開拓民タイプ。「おもしろそう」と思った瞬間には、もう歩き出しています。計画より行動、許可より実験を選びます。金曜の夜に面白い島を見つけ、土曜の始発に乗っている。その腰の軽さは、いつも周りの想像の一歩先を行きます。前例のない場所が持ち場です。新しいアプリもできたばかりの店も、気づけば周りの「第一号」になっています。人の目を気にしない心が、外側のブレーキをゆるめます。動じない心が、内側のブレーキをゆるめます。だから試す回数が、ほかの人とは桁違いに多いのです。失敗は隠すものではなく、次に活きる材料として受け取ります。ヒヤッとした体験もひと晩で回復し、翌週には笑い話に変えてしまう。旅の荷物は異様に少なく、宿は移動しながら取ります。歴代の趣味の道具が、押し入れで地層になっている。熱が次の未知へ移るのが速いからです。ときに相談を待っていた仲間を後ろに残し、危険の見積もりも甘くなりがちです。それでも「やってみたら、なんとかなったよ」という実物の報告で、誰かの最初の一歩をそっと軽くしています。「よく一人で行けるね」と言われても、何がすごいのか分からずきょとんと返します。

02

エピソード

  1. 01

    地図が逆でも、足は止まらない

    片手に広げた地図は、上下が逆さま。しかも全然ちがう地方のものでした。それでも本人は自信満々で、もう一方の手で前を指します。その先が合っているかは誰にも分かりません。でも、一歩はもう踏み出しています。

  2. 02

    宿は、歩きながら決める

    旅の荷物は手ぶら同然。背中の小さなリュックからは、なぜかフライパンの柄だけがのぞいています。行き先も泊まる場所も決めていません。「現地でなんとかなる」を信じて動き出し、実際たいていなんとかなってしまう。

  3. 03

    押し入れにできた、趣味の地層

    始めた頃は一番夢中だった道具。それも軌道に乗る頃には、もう心が次の未知へ移って押し入れ行きになります。歴代の道具が、地層のように積み重なっていく。本人いわく「咲く直前で手放している」らしいのですが、その自覚はあまり長続きしません。

  4. 04

    翌週には、鉄板ネタ

    道中でヒヤッとした体験も、ひと晩眠れば心から消えています。翌週には「いやー、あのときさ」と笑い話の鉄板ネタに早変わり。聞いた相手のほうが青くなります。引きずらない心の燃費の良さが、そのまま土産話の弾数になるのです。

03

関係

好奇心も身軽さも、自分の物差しも動じなさも同じ。違うのは人付き合いの量だけです。冒険家が「いいじゃん、一緒に行こう」と外の世界へ引っ張り出します。すると発明家は、一人で掘り当てた深い知識と静けさを土産に返します。互いを縛らず、ちょうどいい距離で長く続く、本命の相棒です。

冒険家は一人でさっと決めて、引きずりません。その身軽さが、みんなの気持ちを確かめたいサプライズ屋には「置いていかれた」と映ります。逆に相手の「ねえ、どう思う?」は、冒険家には回り道に感じられる。だからすれ違います。ただ違いを知れば、いい凸凹になります。相手は冒険家が見落としがちな人の気持ちを拾えます。冒険家は、気をつかいすぎて疲れた相手を、その輪の外へ連れ出せます。

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